目次
起点となるアイデアを抽出し分析
調査と発見
インサイトによるさらなる発見
実行プランの策定
プロトタイプによるスタート
営業スタート
評価と改善を繰り返し、唯一無二の存在へ
1、起点となるアイデアを抽出し分析
新規事業を開発するためには、まず「アイデア」が必要です。
既存の製品やアイディアを組み合わせ、新しい価値を創出する柔軟な視点が大切です。
アイディア発想時に役立つフレームワークには下記のようなものがあります。
リーンキャンバス
MVV
3C分析
4P分析
SWOT分析
PEST分析
ABC分析
ここから導き出されるのが起点となる「仮説的戦略」です。
2,調査と発見
「思い込み」と「思いつき」は事業の精度の停滞に直結します。
アイディアを導き出すために下記のような調査も積極的に行いましょう。
多角的な視点で調査を行うことで、「精度の高い根拠」を見つけることができ、後々の販促用情報としても有用です。
市場調査(既存の統計データ/自社による企画調査)
事業調査
競合調査
優位性調査
実現可能性調査
意識調査
行動観察
ソーシャルリスニング(SNS分析)
グループインタビュー
デプスインタビュー
3、インサイトによるさらなる発見
インサイトとは、顕在化されていない深層心理を深ぼることです。
すでに顕在化している価値観は、ニーズが満たされている可能性も高く、後発製品やサービスの場合、すでに参入障壁が高くなっていることもあります。しかし、潜在的な意識に対してアプローチすることによって「本質的なニーズ」や「新たなニーズ」に気づくことができます。すると新しい「サービス」や「機能」のアイデアがひとつでは複数生まれやすくなってきます。
新しいポジショニングで「サービス」や「プロダクト」をリリースすることで、社会やSNSなどでより注目や興味・関心を引きやすいものにすることができます。
心に刺さるキャッチコピーや商品名などを考える際は、必要不可欠な手法とも言えます。
【マーケティングを意識したカウンセリングスキル】が必要となってくる作業です。
4,実行プランの策定
「アイデア抽出」と「市場調査」そして「インサイト」に基づき、具体的な行動計画を立てます。
・社内説明用の事業(商品)計画書
└目標(日程/コスト/収支)
└スケールアウトした際のビジョン
└撤退指標
・社外説明用の事業(商品)資料
└資金調達
└協力要請
└外注先共有
5,プロトタイプの設計・制作・検証
あらゆる「サービス」や「商品」に完璧はありません。
まずは顧客に確実にお約束できる機能の設計を行い、市場テストしてみましょう。
ここで重要なのは、売上ではなく「知見」と「実績」の蓄積です。
今後の「ロードマップ」や「リスク」を明確にしていくこと、お客様との協力関係を築いていくことが重要です。
6,営業スタート
「確実性」をお約束できるようになったら、ようやく営業開始です。
売上目標に基づいて、数量や販路を計画して実行してゆきましょう。
・専用ホームページ(LP)
・プレスリリース
・展示会
・セミナー
・イベント
・広告
・取材
など様々な手法で、興味がありそうなターゲットに対して有機的な露出と交流を実行してゆきます。
超スピードの消化型情報化社会においては、長期間のコツコツPRはリスクでしかありません。
短期間で集中的な営業がスタートダッシュには必要です。
また、営業トークの精度を向上させるためのロールプレイングも重要です。
7,評価と改善を繰り返し、唯一無二の存在へ
提供しているサービスや商品の課題を解決していくべくアップグレードを心がけましょう。
以前断られたお客様も、再度アプローチすることができるようになります。
また、付加価値や相乗効果をもたらす新しいサービスや機能も考えてみましょう。
顧客単価が上がります。これをアップセルと呼びます。
このような目指したサービスや商品に対して邁進してゆく姿を、「導入事例」や「改善事例」として発信してゆくことで、新たな交流材料にしてゆきます。 これは信頼関係を構築する上で重要な役割を果たします。この目的(ビジョン)に基づいた一連の活動のことを「ブランディング」と呼びます。
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